トップページ > スタッフブログ > 阿久澤 透 > リフォームの音がうるさいとクレームを受けないために!注意点を解説!

スタッフブログ

2021.03.05

リフォームの音がうるさいとクレームを受けないために!注意点を解説!

リフォームをご検討中の方は、リフォームの際の騒音に気をつける必要があります。
騒音が発生すると、周囲に住んでいる方々からクレームが入るかもしれないからです。
今回は、リフォーム工事で発生する騒音やクレームで対策しておくと良いことについて紹介します。

 

□リフォーム工事で発生する騒音とは



リフォームで発生する騒音は工事の種類によって異なります。
ここでは、4種類の工事内容別にそれぞれの騒音について見ていきましょう。


1つ目は、「屋根や外壁のリフォームでの騒音」です。

このリフォームは、建物の外観を綺麗にしたり、防水効果を高めるたりするために行います。基本的に屋外での作業となり、足場の組み立てや解体のときに大きな騒音が発生してしまいます。また、外壁を水洗いするときは、発電機のエンジン音が響き渡ります。屋外での作業ということもあり、屋内のリフォームよりも騒音で近隣の方々にご迷惑をおかけすることになるでしょう。

2つ目は、「水回りのリフォームでの騒音」です。
該当箇所としては、トイレやお風呂、キッチンになります。

このリフォームでは、床の斫り(はつり)工事というコンクリートやアスファルトを切ったり削ったりする作業がない場合は、それほど大きな騒音は発生しないでしょう。発生する音としては、電気工具で加工する音程度のものなので、戸建てリフォームの場合は屋外に騒音が響き渡る心配はありません。

3つ目は、「耐震リフォームでの騒音」です。

最近では、大地震に備えて耐震リフォームを行うご家庭が増えてきました。1981年6月1日に、建築基準法の耐震基準が変更されているため、それ以前に建築された住宅にお住まいの方は、安全性のためにも耐震リフォームを行なった方がいいでしょう。

耐震リフォーム工事では、今ある壁や柱など住宅を支えている部分を一度壊す作業が多いです。そのため、工事自体は室内の作業だとしても、近隣住宅まで大きな騒音が聞こえてしまうものだと認識しておきましょう。

4つ目は、「バリアフリーリフォーム工事での騒音」です。

高齢化が進んでいる現代では、バリアフリーリフォームの依頼件数も増加傾向にあります。この工事では、手すりを設置したり段差を小さくしたりといった、比較的小規模なリフォームが大半のため、騒音の心配はあまりないでしょう。

ただし、廊下やトイレを広くするなど間取りを変更する際には、大きな騒音が発生することもありますので、依頼先の会社に事前に確認しておくといいですね。

 

□騒音クレーム対策でしておくこととは

ここでは騒音トラブルを事前に防ぐためにも、リフォーム工事前後にしていただきたいことを2つ紹介します。

*工事前後のご挨拶

現在お住まいの戸建て住宅をリフォームする際には、リフォーム開始の1週間前までには必ず近所の方々に挨拶をしましょう。

弊社では施主様スタッフがご挨拶文と粗品をお持ちして、工事前のご挨拶回りをさせていただいております。
留守の場合もございますので、その際はポストに入れてご対応しております。
御施主様ご自身もお伺いしたいという方は、一緒にお伺いするケースやそれぞれ別日にお伺いするというケースもございます。

基本は弊社にてご挨拶に伺いますが、リフォーム工事の騒音問題は気にされる方が多いため、御施主様がご希望する形で対応を取らせていただきます。

自社:工事前後のご挨拶 例文

自社:工事前後のご挨拶 例文

 

*リフォーム内容の解説

何の工事をしているのかわからない状態では、近隣の方々に無用な不安を感じさせてしまいます。そのため、ご挨拶の際には必ず、リフォームの開始日と終了日、そして1日の工事時間だけでなく、リフォームの内容も伝えるようにしましょう。

また、住宅の前の道路が狭い場合は、トラックの出入りを不快に感じる方もいることでしょう。リフォーム期間中は、トラックや車をどこに何台ほど駐車予定なのかも一緒に共有しておくとトラブルを事前回避できますよ。

自社工事中写真

自社工事中写真

 

□まとめ

リフォーム工事で発生する騒音やクレーム対策について解説しました。
リフォーム後も長く住み続ける住宅だからこそ、近隣トラブルは事前に避けたいものです。
快適に住み続けるためにも、この記事を参考に騒音クレーム対策としてご挨拶を忘れないでください。

ページの先頭へ