住宅は新築してから年数が経つにつれてあちこちが傷んでくるので、快適に住み続けるには、どこかのタイミングでリフォームをする必要があります。最近は、シニア層の人の方によるリフォームが増えてきています。これにはどのような背景があるのでしょうか。シニア層の住まい事情や、シニア向けリフォームの内容についてご紹介します。
定年退職の年齢が60歳から65歳に引き上げられることが、定年退職前にリフォームをする1つの要因となっているようです。定年退職の年齢は、2013年から3年ごとに1年ずつ延長になっています。そして、すべての企業で定年退職が65歳で義務化されるのが、2025年からになります。
定年が65歳まで延長されることで、定期的な収入を得られる期間が長くなります。シニア層の人は、新しく住み替えるよりも、住み慣れた家をリフォームして住み続ける傾向があるので、まだ安定した収入が得られるうちに、リフォームを検討する人が増えているのでしょう。
では、定年退職前のタイミングでリフォームを行う場合、どのような内容のリフォームが適しているのでしょうか。ここでは、シニア向けのリフォームの内容を大きく2つご紹介します。
*基本性能を見直すリフォーム
数十年前に新築した住宅は、断熱性・耐震性・耐火性が十分でないケースがほとんどです。シニア世代になっても安全に同じ住宅で暮らしていくためには、これらの性能を向上させるリフォームをする必要があります。
断熱性を高めることで、冬場でも家中快適な温度を維持しやすくなります。そのため、光熱費の削減やヒートショックなどの健康被害を抑えることができるのです。また、地震大国である日本では、いつ大きな地震が発生するかわかりません。最低評点1.0、できれば評点1.5を目指した耐震リフォームをすることで、シニア2人暮らしでも安心して生活できることでしょう。
さらに、シニア向けリフォームで忘れてはならないのが、バリアフリー化です。高齢になり足腰が弱くなると、ちょっとした段差でつまずくことがあります。段差をなくしたり手すりをとりつけたりといった、バリアフリー化リノベーションは欠かせません。
*暮らしを見直すリフォーム
現在お住まいの住宅を建てたときと、定年退職を控える今とでは、ライフスタイルが大きく変わっていることと思います。
例えば、昔は夫婦一緒に主寝室で寝ていたけど、いまは別の部屋でぐっすり寝たいという方もいらっしゃるでしょう。また、家族それぞれの部屋に設置していた収納も、夫婦2人生活になったことで1つにまとめた収納スペースを確保した方が家事がラクになるかもしれません。
さらに、昔はお子様2人にそれぞれ子供部屋が必要だったけど、今は2人とも自立して使わなくなったというケースは多いです。これらの空室は、書斎や趣味部屋など夫婦それぞれのプライベート空間として活用することができます。
このように、昔とは異なる今のライフスタイルに合わせて住宅をリフォームすることで、これからのシニアライフをより快適に過ごせることでしょう。
定年退職が60歳から65歳まで延長されることに後押しされて、シニア層のリフォームが増えています。子供たちが独立して空いた部屋を有効に使えば、シニアライフをより楽しく快適に過ごすことができるでしょう。50代、60代からの生活をより充実したものにするために、リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
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