住宅内での高齢者の転倒事故は日々発生しています。20代30代のころに新築した家であれば、どうしても高齢者に優しい家ではないことがほとんどです。そこで、50代60代になったタイミングでバリアフリーリフォームを検討される方が増えています。特に2階建て住宅の場合、階段には事故につながりやすい危険が潜んできます。
そこで今回は、バリアフリー化のための階段リフォームを紹介します。
まず、手すりのない階段は転倒事故につながりやすいです。万が一高齢者が足を踏み外したりつまずいたりすると、そのまま下まで落下してしまう可能性があります。特に直線の階段は、階段の下まで一気に落ちてしまうので命に関わります。
また、足元が暗かったり床が滑りやすかったりすると、高齢者が階段を踏み外しやすいのでとても危険です。特に高齢者は夜間にトイレに行くことが増える傾向があるので、夜間でも安心して利用できる階段が求められます。そして、階段が滑りやすい材質でできていると、足腰の弱い高齢者にとっては踏ん張りづらく転びやすくなってしまいます。高齢者は少しの衝撃でも骨折しやすいです。また、回復にも時間がかかってしまうため、転びにくい階段にバリアフリー化することがとても大切なのです。
段差の勾配を緩やかにする
階段の勾配を緩くするだけで、高齢者にとって安全に上り下りしやすい階段になります。
同様に、階段一段分の段差を低くすることで転倒防止になります。
また、階段の踏み面の奥行きを広くするとより一層安全になります。
手すりをつける
もしつまずいたり滑ったりしたときに、手すりがあることで転倒防止になります。
手すりは、なるべく両側につけましょう。
「手すりは片側にあれば十分」というのは、足腰の丈夫な若い人の考えです。
反射神経は年齢とともに少しずつ衰えて行くものです。
うっかり転びそうになったときに片側にしか手すりがないと、つかみ損ねて転落するおそれがあります。
階段昇降機をつける
車椅子や杖を使っている高齢者は、どれだけ勾配を緩やかにしたとしても階段の利用は厳しいでしょう。
そこで、階段昇降機をつけることで無理なく2階に上り下りできます。
足元に照明をつける
階段の足元が暗いと、高齢者が足を踏み外しやすくなります。
天井に明るい照明があっても、自分の体が影になって足元が見えにくくなることがあるため、高齢者にとって足元を照らす照明は重要です。
人感センサーで点灯するようにしておくと、夜間も安心して階段を利用できます。
滑りにくい床材にする
床材自体を滑り止め効果のあるものに変更することで、靴下でも上り下りがスムーズにできます。
階段に滑り止めを貼り付けるのもおすすめです。
踊り場を設ける
階段に踊り場があると、万が一足を踏み外しても、階段の一番下まで落ちることがありません。
踊り場のない一直線の階段は、足を踏み外すと命の危険がありますが、踊り場があれば怪我を最小限に抑えることができるでしょう。
また、階段の上り下りが大変な高齢者にとって、途中に踊り場があるだけで、ホッとひと息つくことができます。
今回は、安心安全な暮らしを手に入れるための階段バリアフリーリフォームについて紹介しました。20代30代のころに新築したままの階段は、高齢者にとってなにかと不便が多いものです。バリアフリーの要素を少しでも取り入れることで転倒事故を防止できますので、ぜひ一度バリアフリーリフォームをご検討ください。
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