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2025.02.19

住宅ローン控除とは?申請方法とよくある疑問を解説

住宅を購入したり、建築したり、リフォームしたりした際に利用する住宅ローン。
その返済には、大きな負担が伴います。
しかし、少しでも税負担を軽減する制度があることをご存知でしょうか?
それが「住宅借入金等特別控除」です。
この制度を利用することで、所得税や住民税の還付を受けられる可能性があります。
今回は、住宅借入金等特別控除の概要、控除額の計算方法、申告手続き、そしてよくある質問について解説します。
住宅ローンの返済に頭を悩ませている方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

住宅借入金等特別控除の概要と適用条件

住宅借入金等特別控除とは何か

住宅借入金等特別控除は、住宅ローンを利用して住宅を取得(新築・購入・増改築)した人が、一定期間、所得税から住宅ローンの残高に応じて税額控除を受けられる制度です。
所得税から控除しきれない分は、翌年の住民税から控除されます。
「住宅ローン控除」と呼ばれることも多く、税負担の軽減に役立つ制度です。

控除を受けるための条件を満たす住宅とは

控除を受けるためには、住宅にいくつかの条件を満たす必要があります。
主な条件としては、以下の点が挙げられます。

・床面積:50㎡以上(ただし、合計所得金額1,000万円以下の場合、新築住宅は40㎡以上に緩和されます。この緩和措置は令和6年12月31日までに建築確認を受けた住宅が対象です。最新の情報は国税庁のウェブサイトなどでご確認ください。)
・居住用部分の割合:床面積の1/2以上が居住用であること。

・居住開始:住宅の引渡しまたは工事完了から6ヶ月以内に居住を開始し、その年の12月31日まで引き続き居住していること。

対象となる借入金と借入先

控除の対象となるのは、住宅の取得等のために借り入れた住宅ローンです。
利息分は控除対象外となります。
借入期間は10年以上である必要があります。
借入先は、銀行や信用金庫などの金融機関、地方公共団体、独立行政法人住宅金融支援機構などが挙げられます。
勤務先からの借入金も条件を満たせば対象となりますが、利率に制限があります。

控除対象とならないケース

いくつかのケースでは、住宅借入金等特別控除の対象とならない場合があります。

・償還期間が10年未満の場合
・土地のみの住宅ローン
・一定の条件を満たさない借入先からの借入金(例:無利子または低金利の社宅融資など)
・省エネ基準に適合しない住宅(令和6年1月1日以降に建築確認を受けた新築住宅は、省エネ基準を満たしていることが住宅借入金等特別控除の適用条件となります。)

 

住宅借入金等特別控除の控除額計算と申告方法

控除額の計算方法

控除額は、年末の住宅ローン残高に控除率(0.7%)を乗じて計算されます。
ただし、控除額の上限は、住宅の種類や取得時期、所得金額などによって異なります。
控除率や控除限度額、控除期間は、住宅の種類や取得時期によって異なるため、最新の情報を国税庁のウェブサイト等で確認することが重要です。

確定申告の手順

住宅借入金等特別控除を受ける最初の年は、確定申告を行う必要があります。
確定申告書に、住宅借入金等特別控除額の計算明細書、本人確認書類、住宅に関する書類(契約書、登記事項証明書など)、住宅ローンの残高証明書などを添付して、税務署に提出します。

年末調整の手順

2年目以降は、勤務先の年末調整で控除を受けることができます。
この場合、勤務先に「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書」と「借入金年末残高等証明書」を提出します。
「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書」は、1年目の確定申告後に税務署から送付されます。

※個人事業主、自営業者は毎年確定申告にて控除を受ける必要があります。ご注意ください。

必要書類の準備

確定申告または年末調整を行う際には、いくつかの書類を用意する必要があります。

・確定申告書
・住宅借入金等特別控除額の計算明細書
・本人確認書類
・土地・建物の登記事項証明書
・売買契約書または工事請負契約書の写し
・住宅ローンの残高証明書
・その他(住宅の種類によって必要な書類が異なります)

住宅借入金等特別控除に関するよくある質問と注意点

償還期間が10年未満になった場合の対処法は?

臨時弁済などで償還期間が10年未満になった場合でも、当初の償還期間が10年以上であれば、控除を受けることができます。
しかし、当初から償還期間が10年未満であった場合は、控除の対象外となります。

土地のみの住宅ローンは対象?

土地のみの住宅ローンは、控除の対象外です。
住宅借入金等特別控除は、住宅の取得に係る借入金が対象となります。

制度改正による影響と今後の見通し

住宅借入金等特別控除は、税制改正によって変更される可能性があります。
制度の内容や控除額、適用条件などは、最新の情報を国税庁のウェブサイトなどで確認することが重要です。

申請で失敗しないためのポイント

申請で失敗しないためには、以下の点に注意しましょう。

・必要書類を全て揃えること。

・書類の記載事項に誤りがないか確認すること。

・申告期限を守る事。

・不明な点は税務署に問い合わせること。

まとめ

住宅借入金等特別控除は、住宅ローンの返済負担を軽減する有効な制度です。
控除を受けるためには、住宅や借入金に一定の条件を満たす必要があり、控除額の計算方法や申告手続きも理解しておく必要があります。
本記事で紹介した内容を参考に、制度を正しく理解し、手続きを進めてください。
制度の詳細は、国税庁のウェブサイトなどで確認し、最新の情報に基づいて対応することが重要です。
不明な点があれば、税務署に相談することをお勧めします。
計画的な住宅購入、そして賢い税金対策によって、より豊かな生活を実現してください。

 

 

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